2011/03/01 更新
  
 京福電鉄の越前本線を引き継いで永平寺へ行く電車ということで勝山永平寺線となった。2003年7月20日永
平寺口まで開通して開業した。福井から勝山までの全線27.8km の開通は予定より遅れて2003年10月19日
となった。比島は乗降客の少なさからか一部の列車が通過し、昼間帯は停車するのは1時間に1本となっている。普
通列車の通過はえちぜん鉄道開業時は小舟渡、保田も通過するようになっていたが、現在は比島のみとなっている。
 開業当初は車両不足から勝山に到着した列車が5分ほど停車して折り返すダイヤになっていたが、現在は勝山行き
違いで、到着後すぐに反対ホームから福井行きが発車するダイヤに変更になっている。日中の列車行き違いは新福井
、越前新保、永平寺口、越前竹原で行われる。

福井―新福井―福井口―越前開発―越前新保―追分口―東藤島―越前島橋―観音町―松岡―志比堺―永平寺口―
下志比―光明寺―轟―越前野中―山王―越前竹原―小舟渡
保田―発坂―比島―勝山

青色=福井市  水色=永平寺町  橙色=勝山市


MC6111福井行き  保田−小舟渡間

MC6109福井行き  発坂−保田間



 えちぜん鉄道勝山永平寺線は京都電灯福井支社の路線として、1914(大正3)年2月11日に新福井−市荒川間
(越前竹原と小舟渡の間)19.4kmが開通したのに始まる。同年3月11日に勝山まで27.6kmが
1918年9月
1日に大野まで36.2kmが開通した。 1929(昭和4)年に新福井−福井間160mが開通し国鉄福井駅へ乗り入
れた。
 1974(昭和49)年8月13日に勝山−京福大野間8.6kmが廃線となり、現在は福井−勝山間27.8km とな
っている。

 京福電鉄越前本線(福井−勝山間)で2000年12月17日に志比堺〜東古市間、2001年6月24日に保田−
発坂間で、半年間に2度も電車同士の列車衝突事故を起こし、全線の列車運行を停止。収支悪化により福井鉄道部の
事業継続が困難になったとして2001年10月に廃止届が国土交通省に出された。収支悪化は衝突事故以前からで
線路路盤や、ATS、信号システム、車両の安全設備に投資できない状態で運行を続けていたため運行従事者の志気
も低下して、接客態度も悪くなり、事故は起こるべきして起こってしまった。
 福井県と沿線自治体は第3セクターえちぜん鉄道を設立し、信号システムの改良、ATSの設置、路盤の整備、変
電所の増設などを行い2003年7月20日に運行再開に漕ぎ着けた。その後、沿線自治体の努力により、輸送人員
も増加している。
 福井−新福井・福井口−越前開発間が複線で行き違い可能駅は新福井、福井口、越前新保、追分口、越前島橋、松
岡、永平寺口、轟、山王、越前竹原、発坂、勝山の12駅。日中はパターンダイヤになっているため、列車の行き違
いは新福井、越前新保、永平寺口、越前竹原で行われる。パターンダイヤ以外の通勤通学時間帯や早朝、深夜は越前
島橋、松岡、発坂でも行き違いが行われる。新福井での行き違いはえちぜん鉄道高架化工事(北陸新幹線福井駅工事)
のため新福井−福井口間が一部単線になったため行われるようになった。福井駅のホームは1番線が勝山方面、JR
側の2番線が三国港方面となっていたが、現在は区分はなくなっており、改札口案内板で乗車ホームを知らせるよう
になっている。


MC6103福井行き   勝山駅

MC6105勝山行き 小舟渡駅

MC5001勝山行き 轟駅

MC2204福井行き   越前島橋駅

MC6105勝山行き 越前島橋−観音町間

MC6106+MC6112福井行き   追分口駅