2018/08/13 更新

   京福電鉄の越前本線を引き継いで永平寺へ行く電車ということで勝山永平寺線となった。2003年7月20日永平寺口まで開
通して開業した。福井から勝山までの全線27.8km の開通は予定より遅れて2003年10月19日となった。比島は乗降客の
少なさからか一部の列車が通過し、昼間帯は停車するのは1時間に1本となっている。普通列車の通過はえちぜん鉄道開業時は小
舟渡、保田も通過するようになっていたが、現在は比島のみとなっている。 開業当初は車両不足から勝山に到着した列車が5分
ほど停車して折り返すダイヤになっていたが、現在は勝山行き違いで、到着後すぐに反対ホームから福井行きが発車するダイヤに
変更になっている。日中の列車行き違いは新福井、越前新保、永平寺口、越前竹原で行われる。

福井―新福井―福井口―越前開発―越前新保―追分口―東藤島―越前島橋―観音町―松岡―志比堺―永平寺口―下志比―光明寺―
轟―越前野中―山王―越前竹原―小舟渡
保田―発坂―比島―勝山

青色=福井市  水色=永平寺町  橙色=勝山市


行き違いが廃止された越前開発駅 MC6106+MC6102福井行き
 

MC6109福井行き  発坂−保田間
 

 えちぜん鉄道勝山永平寺線は京都電灯福井支社の路線として、1914(大正3)年2月11日に 新福井−市荒川間(越前竹原と
小舟渡の間)19.4kmが開通したのに始まる。同年3月11日に勝山まで27.6kmが
1918年9月1日に大野まで36.2km
が開通した。 1929(昭和4)年に新福井−福井間160mが開通し国鉄福井駅へ乗り入れた。
 1974(昭和49)年8月13日に勝山−京福大野間8.6kmが廃線となり、現在は福井−勝山間27.8kmとなっている。

 京福電鉄越前本線(福井−勝山間)で2000年12月17日に志比堺〜東古市間、2001年6月24日に保田−発坂間で、半
年間に2度も電車同士の列車衝突事故を起こし、全線の列車運行を停止。収支悪化により福井鉄道部の事業継続が困難になったと
して2001年10月に廃止届が国土交通省に出された。
  収支悪化は衝突事故以前からで線路路盤や、ATS、信号システム、車両の安全設備に投資できない状態で運行を続けていたた
め運行従事者の志気も低下して、接客態度も悪くなり、事故は起こるべきして起こってしまった。
 福井県と沿線自治体は第3セクターえちぜん鉄道を設立し、信号システムの改良、ATSの設置、路盤の整備、変電所の増設な
どを行い2003年7月20日に運行再開に漕ぎ着けた。その後、沿線自治体の努力により、輸送人員も増加している。
  京福電鉄越前本線が廃止された当初、平行する国道416号線では大渋滞が発生した。
 全線単線で行き違い可能駅は、新福井、福井口、越前新保、追分口、越前島橋、松岡、永平寺口、轟、山王、越前竹原、発坂、
勝山の12駅。日中はパターンダイヤになっているため、列車の行き違いは新福井、福井口、越前新保、永平寺口、越前竹原で行
われる。パターンダイヤ以外の通勤通学時間帯や早朝、深夜は越前島橋、松岡、発坂でも行き違いが行われる。
 2018年6月24日に福井駅周辺の、えちぜん鉄道高架化が完了し、複線区間は無くなり全線単線となった。新福井では福井
行き列車と三国芦原線の三国港行き列車の行き違いが行われ、福井口では勝山行きと三国芦原線の福井行き列車の行き違いが行わ
れる。


MC6111勝山行きが到着するとMC6107福井行きが発車する
 

永平寺口で行違うMC7009+TC7010福井行きとMC6110勝山行き
 

越前新保で行き違うMC6110福井行きとMC6108勝山行き
 

九頭竜川左岸の小舟渡駅に到着するMC6111福井行き