2018/08/26 更新                           かつて活躍した車両

F1000


 F1000形は福井鉄道では200形以来51年ぶりの新造車両、3車体連接の超低床電車で2013年3月31日から営業運
転を開始した。富山県の万葉線、富山ライトレール、地鉄環状線で走っている車両と同じドイツボンバルディア・新潟トランシス
製のブレーメン形車両で初の3車体連接型。車体幅が広く2−2の座席配置で、座席定員が多いのが特徴。
 車体長30000mm、幅2650mm、高さ3800mm
定員155人で、座席定員は53人。室内灯にはLEDが採用されてい
る。
製造費用3億1700万円で富山県各社の車両より約1億円高い。愛称は「FUKURAM」(ふくらむ)。
 乗り心地は、台車上の座席に座ると線路の繋ぎ目での振動が気になるが、新設軌道の足羽川幸橋上では快適な乗り心地だった。
LRVなので富山ライトレールと乗り心地は同じだった。
  鉄道友の会は鉄道線と軌道線の直通運用に対応した車両である点を評価しF1000形を2014年ローレール賞に選定した。
 第2編のF1002は2015年18日から営業運転を開始した。これに伴って200形のモハ201号車が廃車解体されてい
2015年度に第3編成、2016年度に第4編成が導入され、200形、610形が廃車となった。
 


F1001   田原町駅
 

F1002    えちぜん鉄道鷲塚針原駅
 

F1003   公園口−商工会議所前
 

F1002    木田四ツ辻−公園口
 

F1004   北府車庫
 

F1003F1001   田原町駅
 

F1001-1 運転席
 

F1001  車内
 

F1002-3 運転席
 

F1001-3 運転席側の車内
 

F1001-2 中間車体内部
 

出入り口   
 

出入り口のシート   
 

F1001-1  ディスプレー 運賃表示
 

新潟トランシスの社名 F1001
 

型式プレート   
 

側面ガラスのボンバルディア社章   
 

ディスプレー 次駅表示   
 

新潟トランシスの社名 F1002
 

型式プレート   
 

整理券発券機   
 

スピードメーター   
  

 

735


 
福井鉄道は2014年1月まで高知県の土佐電気鉄道で運転されていた元ドイツシュツットガルト市電の735号車を京王重機
で整備を行い、4月12日から営業運転を開始した。冷房装置が無いため、春と秋の土休日に運転される。2017年春の運行は
3月4日(土)から6月4日(日)の土休日で、越前武生−福井駅−田原町間1往復と田原町−福井駅間1往復だった。
 735号は「レトラム」と名付けられ、愛称は福井県内226点の応募の中から「レトロ」と2013年に導入された次世代型
低床車両「FUKURAM(フクラム)」の「ラム」を組み合わせた造語。アルファベットで「リ・トラム」と読めることから福鉄
の再建に貢献するとの意味も込められている。ワンマン対応になっていないため運行時は車掌が乗務する。
 


田原町駅   
 

福井駅   
 

田原町駅  
 

田原町駅  
 

運転台  
 

車内  車掌が乗務
 

巨大なパンタグラフと小さな方向膜  
 

 

770


 
名古屋鉄道の岐阜600V路線(岐阜市内線・揖斐線・美濃町線)では初の冷房付車両で、2車体を台車によって接続する連接車
である。岐阜市内線内では道路信号や右折車等障害があるため低速であったが、忠節駅〜黒野駅間の揖斐線内における急行運転で
は弱め界磁を駆使し最高速度70km/hで走行した。4編成8両が製造された。当初はスカーレット一色で登場したが、後に199
7(平成9)年に登場したモ780形に準じた塗装に改められた。
 岐阜市民、沿線住民の理解が得られず2005年3月末で600V区間は全線廃線となった。770形は全車福井鉄道へ譲渡さ
れることになり、
名古屋鉄道岐阜工場において内外装変更と機器類の改装を施された。改造は塗装の変更の他、機器類は福井鉄道
用に改良された。
 福井鉄道では従来の鉄道線車両並みの高速性能を確保する必要があることから、高速運転に備えて元からあった制御装置の弱め
界磁を活用し、運転台の主幹制御器も変更した。パンタグラフはシングルアーム式に交換し、従来2基搭載だったパンタグラフは
1基のみの装備となった。ATSや列車無線装置についても名古屋鉄道仕様から福井鉄道仕様に交換している。ブレーキは従来通
り非常管付三管式直通空気制動のままである。2006年4月1日の福井鉄道LRT化で正式運用に就いた。
 


776-777   商工会議所前駅
 

776-777   えちぜん鉄道三国芦原線鷲塚針原駅
 

774-775   福井城址大名町−福井駅間
 

772-773   浅水−ハーモニーホール間
 

777  運転台
 

777   車内
 

776の連接部
 

776のドア付近
 

774の運賃表示機
 

776の台車
 

連接部の台車  
 

777の台車
 

 

880


 
名古屋鉄道岐阜600V線区間に投入された車両で、福井鉄道オリジナルの200形同様2車体を中間台車によって接続する連
接車で、日本車輌製造により全5編成10両が1980(昭和55年)に製造された。台車は空気バネ式で、従来車両と比べて乗り
心地の改善も図られた。また、室内も連結部分が鍵穴の形となっており、座席は他の電車にはあまり見られないプラスチック成型
のものに一人分ずつの背ずりと座布団を敷いたもので座席定員いっぱい着席できるよう工夫されている。
 600V直流電化の美濃町線・田神線から1500V直流電化の各務原線へ乗り入れるため、複電圧対応車両となっていた。1
993年までに冷房化改造された。岐阜600V区間は岐阜市民、沿線住民の理解が得られず全線廃線となり、まだ新しい車両は
福井鉄道に譲渡された。但し歯車比の変更など高速化改造が必要なため、同じく福井鉄道に譲渡された800形や770形より到
着が遅れ、2006年3月末になってようやく全車両が西武生(現:北府)車両基地に搬入された。
  福井鉄道へ譲渡にあたっては塗装の変更の他、走行機器は歯車比の変更、弱め界磁の取り付け、単電圧化等の改造などが行なわ
れた。集電装置もシングルアームパンタグラフに交換された。
 


882-883   仁愛女子高校前
 

884-885   清明駅
 

884-885   福井城址大名町駅

882-883   田原町駅

882の運転台
 

882-883の室内
 

883の室内 運転席付近
 

882-883の室内  連接部
 

882の台車
 

 

800


 
名古屋鉄道600V区間のイメージアップを図るため日本車輌製造にて3両が製造され2000(平成12)年7月に運行を開始
した複電圧車両。車両のスタイルは、大きな窓を採用したヨーロッパのLRVに似た外観に、バリアフリー時代に対応すべく部分
低床という特殊な床構造をした3扉車となった。
 車体中央部分が低床のため、制御装置等は屋根上、空気圧縮機はパンタグラフのある側の運転台床下に搭載している。車内もス
ロープ構造となっているため座席は集団見合形の固定クロスシートとなっている。
 主回路はVVVFインバータ制御、シングルアーム式パンタグラフ、回生ブレーキを装備。乗降扉の開閉に連動して動くステッ
プを装備している。2001(平成13)年に鉄道友の会ローレル賞を受賞している。
 福井市で2001(平成13)年10月12日から11月4日までの24日間、JR福井駅前電車通りトランジットモール実験が
実施され、モ800形802号が名古屋鉄道から福井鉄道に貸し出され、「すまいるトラム」として運転された実績がある。
 岐阜600V区間は岐阜市内沿線住民の理解が得られず全線廃線となり、福井鉄道へは以前福井市内を走った802号に加え、
803号の2両が譲渡された。
名古屋鉄道工場にて改装工事を行った後、2005年9月末から10月初めにかけて770形とと
もに西武生(現:北府)の車両基地に搬入された。
 800形は輸送力の小ささから北府の車庫と越前武生駅に置かれていることが多いが、日中の乗客の少ない時間帯に802号と
803号が交互に使用されている。
 


802   家久駅
 

803   ハーモニーホール駅
 

803   運転台
 

803   車内
 

802   銘板 ロ−レル賞
 

 

600


 名古屋市交通局名城線の1000系の車体を利用して1997年と1998年に製作された。最初に作られたモハ601は10
00系の制御電動車、1111と1112の2両の車体を使って製作されている。1111の車体に1112の先頭部分を継いで
両運転台化し、1112の側窓を使って中央のドアを塞いでいる。
 室内はオールロングシートのため、通勤、通学時間帯の急行に使用された。走行装置やパンタグラフ冷房装置は昇圧で廃車とな
った豊橋鉄道1900系のものを再用している。1900系の台車は元国鉄101系のDT21。総括制御用のジャンパー栓が

く、2連運転ができない為、西武生の車両基地の奥に眠っていた。F1000形導入に際し、車庫スペースを確保する必要から、
601は廃車となった。602は急行色に塗装変更され冬季の居酒屋電車、夏季のビール電車に使用されている。
 高床車両はイベント用の602のみとなり、定期運行は全て低床車両のとなった。
 


602  北府車両基地
 

602  福井駅前交差点
 

 

業務用車両


 電気機関車は信越化学への貨物輸送が無くなった現在活躍の場は無いが、2両が在籍している。特に貨車の車体を持つデキ11
は北陸では珍しい存在である。散石用の貨車ホキを引いての保線作業が活躍の場。
 


デキ3  北府車両基地
 

北府車両基地 線路運搬貨車 TMC100BS  D101 架線点検車 
 

貨車型機関車デキ11   赤十字前駅
 

デキ11ホキ16411642   赤十字前駅