2014/12/02 更新
  
 石川線沿線の金沢市野町の野町駅と白山市鶴来本町の鶴来駅までの13.8kmで沿線には住宅地が広がってきて
いる。四十万−鶴来間を除いて、すべて市街地化されており沿線人口も多い、ただ金沢市内の起点がJR金沢駅でな
いのが難点である。北陸鉄道では香林坊・兼六園下・JR金沢駅、石川県庁方面など野町駅から2系統のバス路線で
連絡を行っている。JR北陸本線との接続は新西金沢駅で行っている。石川線の車両基地は鶴来駅にあり、主力車両
の7000系をはじめ、電機機関車や除雪車両が留置されている。全線単線で直流600V。
 かつて準急列車が運行されていたが、大して時間短縮にならないのと、通過駅での乗車機会を増やす意味から廃止
された。現在のダイヤは通勤通学時間帯以外は1時間2本となっている。
 鶴来には石川線の車両基地があり、半数以上の列車はここが終点である。駅前からは電車に連絡して各方面への路
線バスが発着している。野町寄り500mくらいの所に石川県立鶴来高校へ行くための跨線橋があるが、1km位の
間、駅裏へ渡る踏切がない。鶴来駅には運転指令室があり、終日職員が配置されている。
 駅は18駅で押野、野々市、野々市工大前が野々市町、曽谷、道法寺、井口、小柳、日御子、鶴来が白山市で他は
金沢市となっている。四十万−鶴来間の各駅では駅周辺から宅地造成が行なわれている。
 交換可能駅は廃止されたものもあり、現在は新西金沢、額住宅前、道法寺、鶴来の4駅で、額住宅前は四十万の交
換設備を廃止して代わりに新設された。交換駅での待ち時間はほとんど無い。北陸鉄道ではICカード乗車券を導入
しているが、読取機が鉄道車両には導入されておらず、野町駅と鶴来駅の改札に端末が設置されており、両駅で乗車
し下車する定期ICカード乗車券の乗客のみ利用することができる。

野町―西泉―新西金沢―押野―野々市―野々市工大前―馬替―額住宅前―乙丸―四十万―陽羽里曽谷―道法寺―
井口―小柳―日御子―鶴来       
陽羽里は2015年3月開業予定

緑色=金沢市  水色=野々市町  青色=白山市

北陸鉄道石川線のサービス向上と、利用者の増加につなげようと、8月1日から電車内にキャビンアテンダントが乗
車することになりました。石川線のアテンダントは白山市が国の緊急雇用対策事業を活用して5人を雇用し北陸鉄道
の臨時職員として、列車内で高齢者や障害者の手助けをしたり、沿線の観光やイベントの案内などを行う。
北陸鉄道で社内研修を受けた石川線アテンダントは9時ごろから16時30分ごろまでの26本の電車に乗車する。
白山市では2009年度から3年間の事業とし、鉄道利用者の増加を目指している。
8月1日は鶴来駅のホームで北鉄鉄道部の徳野公一部長が「利用者が快適に乗車できるように案内するとともに、新
たな乗客を開拓するために研究に励んでください」と5人を激励した。バスガイドの経験を持つ桶作美由紀さんがキ
ャビンアテンダント第一号として、鶴来駅9時13分発の野町駅行き電車に乗車。ベビーカーの乗り降りを手伝った
り、到着駅をマイクで案内したりした。


笑顔のアテンダント

案内放送

乗車券の発売


 2009年10月31日限りで鶴来−加賀一の宮間が廃止になったが、元々利用者が少なく、加賀一の宮駅前を通
る白山山麓方面へのバスが走っていたため、代替バスは朝夕に平日4往復、休日5往復が追加された。その他、運賃
無料の「つるぎふれあい巡回バスの白山コースも加賀一の宮駅前を通る。ショッピングセンター「レッツ」の買い物
用バスで、運行は北陸鉄道から分社化した加賀白山バスが受託して運行している。白山市コミュニティーバス「めぐ
ーる」も本数が少ないが運行されている。こちらも加賀白山バスが受託しワンステップ「プチバス」が使用されてい
る。


鶴来駅前へ到着した白山線バス

つるぎふれあい巡回バス

白山市コミュニティーバス「めぐーる」



石川線の駅 
 駅名をクリックすると北陸の駅にリンクして表示します。

野町 のまち 相対式ホーム (金沢市)
 
 かつては中間駅で相対式ホームだった。現在も列車到着と同時に反対列車を発車させることが可能。ここから地下
鉄で香林坊−丸の内−武蔵北鉄金沢を繋げば、県外からの旅行者には判りやすくなる。兼六園を通るバスは沢山ある
がキャパの小さな周遊バスが満員になるのは、これに乗れば間違いなく兼六園に行けるからである。終日有人駅


駅舎と駅前広場

到着列車

金沢城石川門



西泉
 にしいずみ 片面ホーム (金沢市)
 
 かつては貨物も扱っていたが、現在は高校生の利用が多い。金沢高校、金沢中央高校が近くにある。駅前には北陸
鉄道グループのボーリング場と旅行代理店がある。片面ホームの無人駅


駅入口

ホームと停車中の野町行き

北鉄航空とボーリング場



新西金沢
 しんにしかなざわ 島式ホーム (金沢市)
 
 JR北陸本線との接続駅。金沢伏見高校が近くにある。駅舎はJR西金沢駅から50mくらい金沢寄りにあり、入
口は西金沢駅(鶴来)の方を向いている。
 野々市町との境界付近にあるが野々市町も含めて完全に市街地化している。


駅舎

島式ホーム

JR西金沢駅



押野
 おしの 片面ホーム  (野々市町)
 
 金沢市と野々市町の境界付近にあり、市街地は完全に一体化している。駅の鶴来側で金沢市と岐阜市を結ぶ国道1
57号線がオーバークロスし、押野駅の野町側で白山市宮永町と金沢市横川の国道157号を結ぶ県道194号(4
車線)がアンダークロスする。このあたりはバス路線網が密で駅の利用者は少ない。


ホームの待合室 

発車した野町行き

金沢市米泉町側



野々市
 ののいち 片面ホーム  (野々市町)
 
 東側に少し水田が残っていたが、現在は宅地化されている。駅の東側約50mは金沢市で、次の野々市工大前との
駅間距離は500mと短い。このあたり(駅から1km範囲)はバス路線網が密で駅の利用者は少ない。野々市町のコミ
ュニティーバス「のってィ」が40分間隔でJR野々市駅とを結んでいる。


駅前からホーム

到着する7000系野町行き

野町側からの野々市駅



野々市工大前
 ののいちこうだいまえ 片面ホーム  (野々市町)
 
 駅の西側に野々市町役場がある。東側約500mの所に金沢工業大学がある。ここは室町時代に加賀を治めた守護
富樫氏の館があった場所とされ駅前に碑が立っている。駅から西へ400mの所に野々市町役場がある。その付近の
東野々市バス停からJR野々市駅まで「のっティ」を利用して行くことができる。駅東側に少し水田が残っているが
この付近は完全に金沢の市街地と一体化している。


駅舎

野町側からホーム

富樫氏館跡の碑



馬替
 まがえ 片面ホーム  (金沢市)
 
 ここから再び金沢市となり、あたりはすっかり宅地化されている。駅のすぐ近くに馬替神社がある。馬替神社には
大きなタブノキとイチョウの木があり駅からも見ることができる。馬替の地名の由来は、馬を売買する馬市が立った
ところの意であると言われ、馬市が立ち、いつも馬飼がいた所で、馬飼を馬替としたものらしい。


鶴来側からホーム 

停車中の加賀一宮行き

ホームから鶴来方向



額住宅前
 ぬかじゅうたくまえ 島式ホーム (金沢市)
 
 写真でも判るように西側に県営住宅がある。側面に石川県のマークが描かれている。東側は大住宅団地となってい
る。島式ホームで列車の行き違いが行なわれる。無人駅で駅前にはパークアンド駐車場が整備されているが、石川線
がオフィス街の香林坊や金沢駅へ直接乗り入れてないこもあってあまり利用されていないようだ。


駅舎と県営額住宅

構内踏切からホーム

発車した7200系鶴来行き



乙丸
 おとまる 片面ホーム  (金沢市)
 
 ここも駅周辺は住宅地となっている。駅の東側約500mに額中学校と額小学校がある。東側1kmくらいで山が迫
っているが、その近くに金沢国際ホテルがある。


ホームへの入口

野町側からホーム

発車した野町行き



四十万
 しじま 片面ホーム  (金沢市)
 
 この辺りで金沢市、野々市町、白山市が境界を接している。 駅周辺は宅地化されホームの前に僅かに水田が残っ
ている。次の曽谷駅との間にも水田が残っている。駅から500mほど野町寄りに金沢市立四十万小学校がある。


鶴来側からホーム

停車中の野町行き

ホームへの入口



陽羽里
 ひばり 片面ホーム  (白山市)
 
 土地区画整理で新たな住宅街ができるため、地元からの要望に応えた請願駅で2015年3月開業予定。駅の所在
地は白山市曽谷町ヲ40で四十万駅から600m、曽谷駅から500mの位置となる。駅前には、白山市曽谷町土地
区画整理組合が住宅街を整備中で、駅名はこの住宅街の名から採った。
 組合によると、住宅街の名は、田園に恵まれた環境の中で暖かい日差しを受け、晴れた日にヒバリが舞い上がり飛
躍する街をイメージしているという。ホームから金沢村田製作所が正面に見える。


建設中のホーム

駅予定地を通過する野町行き

ホーム前から金沢村田製作所



曽谷
そだに 片面ホーム (白山市)
 
 ここから白山市で駅の周りには水田が広がっている。東西の県道付近から宅地化されている。利用者が少なく駐輪
場は無くホーム裏側に自転車が置かれていた。駅周辺は田園が広がっている。駅の東側には山がせまっている。駅は
曽谷集落の西の外れにある。


ホームへの入口

鶴来側からホーム 

鶴来へ勾配が続く



道法寺
 どうほうじ 島式ホーム  (白山市)
 
 駅の周りには水田が広がっている。石川線の行き違い可能駅で唯一駅舎が無い。1日10本ほどがこの駅で交換す
る。道法寺駅から曽谷駅の間は田園が広がっている。駅の東側には山がせまっている。道法寺の集落は駅の西側にあ
る。


島式ホーム

発車した鶴来行き

ホームからの風景



井口
 いのくち 片面ホーム  (白山市)
 
 ここも駅の西側には水田が広がっている。片面ホームの無人駅。このあたりには町名の飛び地が多く見られる。駅
の西側500mのところに明光小学校があるが、小学校のあるところが井口町である。


駅入り口

鶴来側からホーム

野町側の踏切から山側



小柳
 おやなぎ 片面ホーム  (白山市)
 
 ここは完全に水田の真ん中にある。駅の回りは水田のみで山側300mに小柳の集落があり、海側300mの日御
子町に新興住宅地がある。今まで準急が通過していたが2006(平成18)年12月1日にダイヤ改正が行なわれす
べての列車が停車するようになった。


片面ホーム

鶴来側からホーム

鶴来側は急曲線



日御子
 ひのみこ 片面ホーム  (白山市)
 
 ここは住宅地の中にあり、ホームから獅子吼高原が見える。ここには石川線の新しい変電所がある。駅近くに日御
子郵便局、日御子神社、蔵山保育所、鶴来郷農協会館があり、駅前には新しい白山市立蔵山公民館がある。


ホームへの入口

野町側の踏切から山側

到着する7100系野町行き



鶴来
 つるぎ 相対式ホーム (白山市)
 
 
石川線の車両基地があり終日駅員が配置されている。北陸鉄道から分社化した加賀白山バスの路線バスが各方面に
向かっている。駅正面には白山市役所鶴来庁舎が見える。ホームは相対式


鶴来駅舎

到着列車を待って野町行き発車

駅前から白山市役所鶴来庁舎