2012/10/27 更新

 加越能バスは高岡市を中心とした富山県西部に路線網があり、高岡市も含めて乗客が減少し続けている。砺波地方
の散居村は有名だが、散居村では隣の家まで100mくらい距離があり公共交通を利用しにくい環境になっている。
砺波、小矢部地方の農家の場合、成人(18歳以上)の数だけ自家用車があり、それプラス農耕用の軽トラックが必ずあ
るといった状態で、路線バスは利用者減少から廃線になり自治体バスに転換されている。最も大きいバスターミナル
は高岡駅前。路線バスの塗装はよく変える会社が多い中、加越能バスは30年前からほとんど変わっていない。裾の
青い帯は太くなっている。最近は緑色のノンステップバスが多くなっている。

昭和45年の高岡駅前、加越能バスの塗装は今と


 高齢者、交通移動困難者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)が、
2000年11月15日に施行されてから
乗合バス事業者が新たに導入するバスは、低床化等の移動円滑化基準に適
合したものでなければならなくなり、加越能バスでも新車はすべてノンステップバスとなりグリーン系の塗装に変わ
った。積雪により移動円滑化基準に適合する自動車では確実に運休回数が多くなる等の場合には、個々の車両につい
て認定を受けることにより一部の基準について適用除外とすることができるが、積雪などには在来車で対応できるた
め、適用除外車は導入されていない。大都市圏などの中古車を購入する場合には摘要されない。

高岡駅前バスターミナル

富山地方鉄道バス10系統富山駅前行き

全面広告の泉が丘行き

スーパー農道経由富山空港行き

イオン・ショッピングセンター方面


乗合バス

加越能バスの乗合バスはほとんどが中型バスで一般車とノンステップバスでは塗装が異なる。

前面に運賃値下げの看板が見える。初乗り運賃が100円
となった。 氷見駅前

加越能バスで近年最も多く導入されている日野自動車製
の中型ノンステップバス

七夕飾りの中を走る加越能バス

ウイングウイング前を走るノンステップバス

片原町交差点

高岡駅前降車場


 病院通いや見舞いの老人利用が多い加越能バス。高岡市の旧市内にあって最も利用者の多い厚生連高岡病院はJR
高岡駅前から低料金の自前のバスを運行しているほか、高岡市コミュニティーバスも利用できる。


高岡済生会病院

富山医科薬科大学病院

砺波総合病院

氷見市民病院

社会保険伏木病院

高岡済生会病院



高速バス

加越能バスの高速バスは3路線が運行されている。
@東京・池袋線
西武バス) ()は提携バス会社
A岐阜・名古屋線
岐阜バス)
B金沢
北陸鉄道バス
東京・池袋線と岐阜・名古屋線は氷見営業所発で、砺波まで一般道を走り、途中、高岡駅前、戸出、砺波駅南にバス
停がある。
金沢線は本社のある職業安定所前が始発で、途中こまめに停車する。3路線とも砺波ICより高速道路へ入る。


金沢線  高岡駅前                                 (N)

岐阜・名古屋線  城端SA                            (N)



運行受託バス

加越能バスは高岡市コミュニティーバス、射水市コミュニティーバスの大門地区路線、近世高岡文化遺産巡りバス、
スクールバスなどを受託運行している。近世高岡文化遺産巡りバスは乗車率が非常に悪く、乗客の姿を見るのは珍し
いくらいで、5月3日〜8月3日の休日運行に縮小された。


高岡市コミュニティバスこみちオレンジルート

高岡市コミュニティバスこみちブルールート

高岡市「近世高岡文化遺産群めぐり」バス

幼稚園、養護学校スクールバスを依託運行



加越能観光バス

加越能バスは約50台の貸切バスを保有する富山県内大手の観光バス事業者である。バスの塗装はグループ会社の富
山地鉄観光バスと似ていたが、新たに導入されるものからデザインが異なっている。更に地鉄グループの観光バス運
用効率化で、富山地方鉄道、富山観光と同じデザインとなった。社名表記のみ異なる。


加越能観光独自塗装  富山駅北

地鉄グループ共通塗装    本社                    (N)

旧塗装 2000年富山国体 小杉

旧塗装 黒部峡谷鉄道駐車場



加越能バス本社

 加越能バスは高岡市江尻にある。加越能バスの営業所は江尻本社の他に氷見自動車営業所、砺波自動車営業所があ
る。本社前に高岡公共職業安定所(ハローワーク)があり、高速バス金沢線は公共職業安定所前が始発になっている。


加越能バス本社

本社前の給油所

東京・池袋線共同運行の西武バスも駐まっている

加越能バスと立山連峰

一部の写真はRACDA高岡の永原氏提供(N)