万葉線クリスマス仕様に サンタから乗客にプレゼント

 高岡・射水両市を結ぶ路面電車、万葉線を運行する万葉線株式会社は23日、クリスマス仕様に装飾した「ドラえもん
電車」を運行し、車内で乗客先着100人に万葉線グッズなどをプレゼントした。
 同社はドラえもん電車を含む新型低床車両「アイトラム」3台を飾り付け、9日から運行している。23日はサンタク
ロースに扮した社員2人が、10時に高岡駅発の電車に登場し、家族連れらにペーパークラフトやケーキを贈った。
 この日は13時30分に高岡駅発の電車でも“サンタクロース”によるプレゼントを行った。クリスマス仕様の電車は
25日まで運行する。


クリスマス仕様に装飾した「ドラえもん電車」 前後にサンタのドラえもんとクリスマスリース
掲載日:2015/12/24
万葉線利用促進へ企画 富山県立大生が「もてなし電車」

 公共交通の利用促進や観光振興を目的に、富山県立大学の学生が高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線の乗客をもて
なす「おもてなし電車2」が12月20日、運行された。学生たちはクリスマスの雰囲気を演出しながら万葉線沿線の名
物提供やビンゴ大会など盛りだくさんの内容で楽しませた。
 県立大の事業「『工学心』で地域とつながる『地域協働型大学』の構築」の一環で、ことし3月に続き2回目。機械シ
ステム工学科2年生11人がもてなし策を企画し、乗客としてRACDA高岡のメンバーや県西部の家族連れら26人が
参加した。
 一行は高岡駅から終点の越ノ潟駅までを往復し、越ノ潟では県営渡船の乗船も楽しんだ。学生たちはサンタクロースの
帽子をかぶり、高岡市内の飲食店が作っている名物たい焼きやジェラート、射水市の白エビバーガーなどを電車内で配り
沿線の食の魅力をPR。県立大生手作りのペン立てや貯金箱などを賞品にしたビンゴ大会やクイズ大会も催して電車の旅
を盛り上げた。車両はクリスマス装飾のMLRV1005が使用された。


高岡駅に到着する「おもてなし電車」

「おもてなし電車」車内

高岡駅に到着した「おもてなし電車」
掲載日:2015/12/24
万葉線株式会社9月中間決算 利用客6.2%減、経常損失拡大

 万葉線株式会社が12月7日発表した2015年9月中間決算(4〜9月) は、利用客数が前年同期比6.2%減の59
万9351人となり、経常損失が拡大した。
 利用客数は、北陸新幹線の開業効果はあったものの、クルン高岡開業や蓄電池式ハイブリッド電車の実走実験で利用客
数が伸びた前年同期には及ばなかった。ラッピング電車「ドラえもんトラム」の利用は引き続き好調だった。利用客数の
減少は上期としては4年ぶり。
 利用客減に伴い、営業収益は5.3%減の9651万円、経常損失は505万円増の2825万円だった。 通期は利用
客数120万人、営業収益1億9千万円を目指す。

掲載日:2015/12/24
万葉線アイトラム塗装再生工事

 万葉線の超低床車両「アイトラム」の塗装再生工事が10月22日、高岡市荻布の車庫で始まった。23日も行い、光
沢を取り戻して鮮やかな赤色をよみがえらせる。
 万葉線は2015年度から、6両ある塗装再生工事を順次進めている。今回手がけているのは2008年に導入した3
両目のMLRV1003号で、富山総合ビルセンターが工事を請け負っている。
 作業員が砂や銅粉などの汚れを落とし、雨染みやくすみをクリーナーで除去した。23日は富山総合ビルセンターとパ
ワーアップジャパン(東京)が共同開発した特殊な液剤を使い、艶を出す樹脂をボディーに付着させる撥水加工を施して仕
上げる。MLRV1003号は定期検査を経て11月末から運行を再開する。


米島口駅を発車したMLRV1003越ノ潟行き
掲載日:2015/10/23
万葉線で電車まつり開催

 高岡市中心部と射水市新湊地域をつなぐ路面電車・万葉線の「電車まつり」が10月10日、高岡市荻布の万葉線本社
と車庫周辺で開かれた。ミニドラえもんトラムの乗車や運転体験シミュレーターなどさまざまなコーナーがあり、訪れた
家族連れが楽しんでいた。
 電車まつりは、万葉線株式会社が10月14日の「鉄道の日」を記念して毎年鉄道の日前後の土曜日に開いている。
 無料で乗車できるミニドラえもんトラムは子どもたちに大人気。車両にまたがり、円状のコースを楽しんでいた。
 日本大理工学部の4年生とOBが作った「万葉線運転シミュレーター」は、本物の運転台や線路沿いの町並みの映像を
忠実に再現。子どもたちはハンドルを握ってスピードを調節するなど、疑似運転を満喫した。鉄道模型のジオラマも展示
された。
 制服を着て電車の前で写真を撮るコーナーや、ドラえもんグッズの販売、イラストレーターのでこりんさんによる似顔
絵コーナーもあった。飲食コーナーの万葉線のどんど焼きやRACDA高岡のうどんは早々に完売した。
 この日は、べるもんたの出発式など鉄道関連イベントが富山県内各地であり、いつもより鉄道ファンの来場者は少なか
った。


車両の展示                             万葉線7700形運転シュミレーター画面
掲載日:2015/10/23
ドラえもんトラム 運行3年延長

 万葉線のラッピング車両「ドラえもんトラム」の運行が、9月1日から3年間継続されることになった。高岡市は中心
部にあるドラえもんのキャラクターのオブジェや、12月に開設する「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(仮称)」の
周遊に役立て、市の魅力発信につなげる。高橋市長が8月3日の定例会見で説明した。
 ドラえもんトラムは高岡市と高岡商工会議所、万葉線株式会社でつくる「ドラえもんラッピング電車事業実行委員会」
が2012年9月に運行を開始した。高岡市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんの代表作であるドラえもんのキャラ
クターがデザインされている。
 国内外から幅広く人気を集め、乗客は2012年度9万3千人、2013年度14万2千人、2014年度12万9千
人と順調に推移。ことし7月15日までに計41万人に達した。
 これまで1、2年単位で運行期間を更新してきたが、藤子・F・不二雄プロなどの協力で初めて3年間延長された。高
橋市長は「今後も高岡で『藤子ワールド』を感じてもらえれば」と話した。
 高岡市は、万葉線で故藤子・F・不二雄さんゆかりのスポットや施設を回る周遊ツアーを計画している。早ければ、藤
子さんのギャラリーがオープン予定の12月1日から始める方針。
 藤子さんのギャラリーや、ウイング・ウイング高岡前の広場にあるドラえもんのキャラクターのオブジェ、藤子さんら
有名漫画家の絵のレリーフが刻まれている高岡古城公園内のモニュメント「絵筆塔」などを回るコースを検討している。


             坂下町      運行が3年間延長される「ドラえもんトラム」    庄川橋梁
掲載日:2015/08/04
全国豊かな海づくり大会ラッピング車両運行
 10月24、25日に射水市で開かれる全国豊かな海づくり大会の100日前イベントが7月16日、射水市の海王丸
パークで開かれた。地元の園児がダンスを披露したほか、残り日数を表示するカウントダウンボードが用意され、機運を
盛り上げた。
 海王丸パーク内の日本海交流センターで式典があり、須沼県農林水産部長が「美しい富山湾とおいしい魚を全国の皆さ
んに知ってもらう絶好の機会。素晴らしい大会にしたい」とあいさつ。射水市の稲垣産業経済部長は「大会の成功に向け
て機運を盛り上げていきたい」と述べた。
 地元の放生津保育園の園児15人が「さかなサカナさかな」と題してダンスを発表し、会場を盛り上げた。出席者でカ
ウントダウンボードのスイッチを一斉に押し、開催まで「100日」の文字が浮かび上がった。
 引き続き、万葉線の越ノ潟駅で大会の案内広告がラッピングされた車両、アイトラムMLRV1004がお披露目され
た。

全国豊かな海づくり大会が開催される海王丸パーク                               MLRV1004の全国豊かな海づくり大会の案内広告
掲載日:2015/08/04
万葉線電車まつり 家族連れでにぎわう

 万葉線電車まつりが6月13日、高岡市荻布の万葉線本社と車庫周辺で行われ、来場者が試乗会や体験運転など多彩な
イベントを楽しんだ。
 万葉線株式会社が、6月10日の「路電の日」に合わせて毎年開いている。本社前には無料で乗車できる「ミニドラえ
もんトラム」が登場。円状のコースを走行し、車両にまたがった親子連れらは見守る家族に手を振っていた。
 社屋内には、日本大理工学部の4年生とOBが製作した「万葉線運転シミュレーター」が用意された。来場者は、越の
潟−高岡間の風景の一部が再現されたリアルな映像に驚きながら、ハンドルを操作して擬似運転を体験した。
 万葉線の新型低床車両「アイトラム」やネコ電車の試乗会、イラストレーターのでこりんさんによる似顔絵コーナーな
どもあった。青空の下、会場は大勢の人々でにぎわった。

掲載日:2015/06/14
ビール電車で夏を涼しく

 高岡市の高岡駅と射水市の越ノ潟駅間12.9kmを結ぶ路面電車・万葉線の「納涼ビール電車」の試運転が6月12日行わ
れ、高橋高岡市長、両市や万葉線株式会社、沿線の企業関係者ら20人が、一足先に夏の風物詩を味わい、楽しいひとと
きを過ごした。
  運行は6月15日から9月30日までの月〜土曜で、高岡駅発と中新湊発の2コースがある。団体貸し切りのみで、料
金は5万円(ビール代含む)。月〜木曜に予約した団体は1割引き、女性10人以上の団体はさらに1割引きにする。
使用する車両は、昭和40年代に導入のレトロな7700形を使用する。

掲載日:2015/06/14
RACDA高岡軽快都市宣言 Part15開催

 5月3日、第40回高岡獅子舞大競演会のイベントとしてRACDA高岡が「軽快都市宣言Part15」を開催した。ブ
ラジルミニフェスタでサンバの演奏や、ブラジル物品の販売が行われた。
 RACDA高岡は万葉線の猫電車7073号を展示し、日本全国の路面電車をパネルで紹介した。今年はサンバの音色
に誘われて大勢の人で賑わった。
 メインイベントの高岡獅子舞大競演会は、40回の節目と北陸新幹線の開業に合わせて、飛騨・能登地方の2団体を招
待した。富山県西部の6団体と共にそれぞれ特色ある勇壮な舞を見せ、大勢の見物客を楽しませた。
 万葉線はイベント開催中は末広町発着となった。MLRV1000形は行き先表示に末広町がないため行き先板を掲げ
て運行した。7070形は方向膜に末広町が追加されている。


軽快都市宣言 Part15会場                     イベントで万葉線は末広町折り返し

獅子舞競演会場のひとつ

「末広町止まり」行き先板

デ7071の方向膜
掲載日:2015/05/13
万葉線の電停ぴかぴかに「電停クリーン作戦」

 高岡、射水両市を結ぶ路面電車・万葉線の「電停クリーン作戦」が3月22日に行われ、65人が路面電車で移動しな
がら高岡駅から越ノ潟駅までの各電停の清掃に汗を流した。
 ボーイスカウト高岡第21団ボーイ隊とRACDA高岡(路面電車と都市の未来を考える会・高岡)が、万葉線をきれい
に利用してもらおうと毎年実施し、今回で6回目。ボーイスカウト高岡第1団ボーイ隊メンバーと能町地区住民、高岡西
高校生も参加した。
 参加者は4グループに分かれて新能町電停を出発。各電停でホームにある時刻表看板や手すりの拭き掃除、路線上のご
み拾いなどを行った。ボーイスカウトの志貴野中学校1年、本林丈佳君は「友達がよく使っているので、頑張ってきれい
にしたい」と話していた。
 終了後は参加者全員で、RACDA高岡が坂下町通りの高岡朝市で出している「うどん」と主催者が用意したおにぎり
をみんなで食べてから解散した。
掲載日:2015/05/13

万葉線ドラえもんポスト3月から新デザインの消印に

 高岡市の万葉線高岡駅の待合室に設置されている「ドラえもんポスト」に投かんされた郵便物の消印が、3月1日から
新たなデザインになる。
 これまでの「藤子・F・不二雄 生誕80th記念」の消印に替わり、ドラえもんが郵便物を運ぶイメージをデザイン
した。ドラえもんポストに投函されたはがき、手紙のうち、家族や友人など個人に宛てた私的郵便物に、新しい消印が押
印される。
 新消印の使用は、2015年3月1日から2016年2月29日までの1年間を予定している。


万葉線待合室のドラえもんポストと消印                 万葉線高岡駅待合室
掲載日:2015/05/13
富山県立大学が万葉線で「おもてなし電車」運行

 富山県立大学の「おもてなし電車」が3月9日、高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線で行われた。学生は沿線の見
どころを紹介するアナウンスや飲食物の提供で乗客と触れ合いながら、公共交通の利用促進策を考えた。
 文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に採択された同大の事業「『工学心』で地域とつながる『地域協働型大学』の
構築」の一環。機械システム工学科2年生6人が案内役を務め、乗客としてRACDA高岡「路面電車と都市の未来を考
える会・高岡」のメンバー、主婦、観光ボランティアガイドなど約30人が参加した。
 一行はアイトラムで高岡駅を出発し、終点の越ノ潟駅で下車。県営渡船で対岸の射水市堀岡地区に渡り、新湊大橋の歩
行者道「あいの風プロムナード」を通って越ノ潟駅に戻り、再び万葉線で高岡駅に帰った。車内では学生が高岡大仏や高
岡古城公園の歴史を解説し、高岡市内の飲食店が作るたい焼きやジェラートも配り、食の魅力もPRした。


越ノ潟駅に到着した「おもてなし電車」と定期列車          あいの風プロムナードを歩く参加者
掲載日:2015/03/09
万葉線でチョコどら焼き配る

 高岡市と射水市新湊地域を結ぶ路面電車・万葉線のラッピング車両「ドラえもん電車」の乗客に2月14日、バレンタ
インデーにちなんでチョコレートを使ったどら焼きがプレゼントされた。
 万葉線を運行する万葉線株式会社が企画し、チョコクリームとイチゴの入った特製どら焼き100個を用意した。
 高岡駅発のドラえもん電車2便で職員が車内を回って配った。車内には家族連れの姿が目立ち、子どもたちが「やった
ー」「おいしそう」などとどら焼きを手にはしゃいでいた。

掲載日:2015/03/09
万葉線に乗り「鬼退治」

 射水市片口保育園と新湊西部保育園の園児たちが1月29日、万葉線の猫電車(7073)に乗って高岡市荻布の電車車庫に
行き、豆をまいて「鬼退治」をした。
 子どもたちに万葉線に親しんでほしいと、万葉線対策協議会が「鬼退治ツアー」として企画した。節分の時季の恒例行
事で、ことしは片口の約30人、新湊西部の5人が参加し、万葉線社員が2匹の鬼に扮した。
 園児は射水市新湊庁舎前駅で電車に乗り込み、車庫がある米島口駅に到着した。そこで射水市のキャラクター、ムズム
ズくんに悪さをする鬼を発見。かみしもを着けて「鬼は外、福は内」と豆をまくと、鬼たちは「優しい鬼になります」と
降参し、みんな一緒にダンスを踊って楽しんだ。
掲載日:2015/02/09

「新酒おでん電車」試乗運行

 万葉線の「新酒おでん電車」の試乗運行が1月16日に行われた。高岡・射水市の関係者ら22人が車内に赤ちょうち
んが吊るされたレトロな電車に揺られ、新酒とおでんを味わった。
 2009年から毎年行っている恒例の企画で、竹平栄太郎万葉線株式会社社長と、高橋高岡市長、石黒善隆射水市議会
副議長があいさつし、狩野安郎高岡市議会副議長の発声で乾杯した。
 参加者は歓談しながら酒を酌み交わし、熱々のダイコンや卵などを堪能していた。
 1月19日から3月14日(日曜は運休)まで、団体貸し切りで運行する
定員25人で料金は5万円(日本酒、おでん
代含む)。高岡駅前発着、中新湊発着の2コースを用意し、1時間35〜45分で往復する。
掲載日:2015/01/19

ハイブリッド電車最大24%の省エネ効果

 高岡市は1月7日、高岡、射水両市を結ぶ路面電車・万葉線で、2014年7月22日〜8月13日に行われた蓄電池
式ハイブリッド電車「ハイ!トラム」の実走実験の結果をまとめた。通常の車両と比較すると、最大で24%の省エネ効
果が確認された。
 ハイ!トラムは、鉄道総合技術研究所が開発した蓄電池走行ができる試験車両。実走実験は2007〜2008年の札
幌市電、2009年のJR四国に続く3例目で、万葉線で走行する際の省エネ性能などのデータを集めた。期間中に約2
000人が乗車したり見学したりして最先端の電車を体感した。
 蓄電池のみの走行試験では最長で万葉線1.78往復分に当たる46km走った。通常車両との比較では17〜24%の
省エネ効果が確認され、万葉線ではハイブリッド電車1両を導入すると、年間電力消費量が13000kw/h削減できると
試算している。
 加速時のピーク架線電力は最大で37%低減でき、変電所の負荷を抑えられることも分かった。高岡市は「蓄電池の小
型化など実用化への動きが進展すれば、万葉線の新車両として導入が検討される可能性もある」としている。


万葉線高岡駅に到着する試乗会「ハイ!トラム」            「ハイ!トラム」の車内 車内にもバッテリー
掲載日:2015/01/19