最初のカナ文字はJRと同じで、クは制御車、モは電動車、サは付随車、ハは普通車を示します。富山地方鉄道の電動車は16010形の中間車以外はすべて運転台付のため、JRのようにクモハとは呼ばず、単にモハとなります。サハは16010形の中間車が電装解除されて2両残っています。2文字のカナ文字に続いて電動車は3桁の電動機出力をPSで表示したものが付きます。
75kW=100PS 110kW=147PS 120kW=160PS その次が形式番号で、次が連番となりますが、同一形式を9両以上になると合わなくなります。14760形の14770〜や10030形の10040〜など、モハ14770が増備された時、モハ14771が存在していた為、モハ14791に改番になりました。クハは形式番号のみとなっています。
富山地方鉄道では他の地方私鉄に比べても電動車の比率が多くなっていますが、これは岩峅寺−立山間、電鉄黒部−宇奈月温泉間の長い急勾配での電動機に対する負荷を軽減するため、オール電動車の編成が多くなっているためです。10030形は8編成の内4編成が120kW電動機化されたため、これらは形式番号と出力が合わなくなっています。
富山地方鉄道の車両型式番号
型式番号または写真をクリックすると詳しく表示します。
2008年10月20日現在、富山地方鉄道の列車は、16010形、14760形、10030形、14720形で運行されています。最も多く見かけるのは10030形です。16010形は入線以来、車庫で休んでいる事も多かったのですが、ワンマン2連化された後はフル稼働状態です。10020形は残り1編成になってしまいましたがワンマン化されていないため、他形式の検修時の代替や、臨時列車で運行されていますが休日は車庫以外ではほとんど見る事ができません。16010形の中間車は多客期には組み込んで3連で走る事になっていて主に夏休み期間中に運転されます。アルペンルートの営業が終わると、宇奈月温泉観光協会の無料電車が運行されますが、休日は混む様です。